検定対策

2017.4.20配信

【質問】

感染症成立における3つの条件として「病原微生物」「感受性がある生体(ヒト)」あと1つを答えなさい。



【解答】

感染経路



【解説】

「病原微生物」とは感染症を引き起こす可能性のある微生物の事です。
「感受性がある生体(ヒト)」とは簡単に言えば私たちの免疫力の事。たとえ病原微生物によって感染したとしても免疫力が高ければ感染症は起こりません。
「感染経路」とは感染症の病原体が生体に進入する経路の事です。例えば…咳やくしゃみなどが飛散し粘膜に付着する飛沫感染や、ドアノブや器具などを介して病原体が付着する接触感染などがあります。

感染症が成立するためにはこの3つの要因が成り立つ必要があります。逆に言えばどれか1つの要因を取り除く事が出来れば感染症を発症する事はありません。これらの要因を取り除く事が感染症対策に繋がりますね!

~テキスト基礎編 第3章 衛生学~ 「感染症成立における3つの条件」より

【質問】

以下の文章の(①) (②) (③) に当てはまる言葉を答えなさい。

従業員の管理としてサロン開設者は、従業員が(①)に指定されている疾患にかかっている場合は(②)し、(③)がなくなると判断されるまで作業に従事させない。



【解答】

①感染症法
②治癒
③感染力



【解説】

美容業としてお客様をお迎えするにあたってサロン環境を整える事は必須です。それと同時に、サロン開設者は従業員の健康管理も徹底させ、業務全般が衛生的に行われるようにしなければいけません。万が一、感染した場合は治癒するまで作業に従事させないようにします。
日々、従業員の感染症疾患の有無について確認し、定期的に健康診断を受けさせるなど衛生教育に努めましょう。

~テキスト応用編 第11章 サロンマネジメント~ 「従業員の管理」より

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